『与勇輝展』@仙台藤崎 [みる]

 行ってきました。
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 実際の展示は写真撮影禁止なので、パンフからいくつか。
 背丈だいたい30~50cmぐらいの布で作られたお人形展です。
左:『面映(おもはゆ)』背丈、30㎝ぐらいかな。やっぱり素敵♪
右:美空ひばりさんがいます。(和枝ちゃん)
一体ずつのものもあれば、テーマごとに数体のもの、背景のあるものもあります。


 こちらは、クリアファイルから・・・
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 『午後の乗客』

 昭和の子供達・・・を中心に、
 今回は、入口に『マッカーサー元帥』『昭和天皇』も。
どちらも直立の50㎝ぐらいだったかな。

 表情がいきいきしていて、一体一体というより一人一人(といいたくなる^^;)違います。顔の表情は、一度で描き上げるわけではなく、お化粧するように、何度かで描き上げたりするそうです。‘お人形さんみたい’の人形とはちがうもの・・・なんとなく、整ってはいるけど、一点を見つめて無表情、な感じではなくて、温かさを感じます。
(駄:人形って動くとコワイ感じがしますが^^;、そんな感じもしない感じ)

 和装や洋服は、当時のものを使っているのでしょうか。なんとも言えない味わい。すすけた感じのかすりの着物など和装だけでなく、三つ折りソックスや、デッキシューズなど、履物の細かいところも見ていて楽しいです。革靴などは、革で作られています。

 そういえば、見たことあるなぁ~と
『鉄道員(ぽっぽや)』の雪子人形?!あれも与さんの人形だったんですね~

 与さん(昭和12年生とのことなので、75歳かな?!)が見て来た『昭和』そのままなんでしょうね激動の時代といわれる昭和に生まれた私も、前半の戦中戦後の話は、親・祖父母から聞いた話しか知りません。前に外国人の友達に、現代50年の日本の歴史を教えて・・・と言われ、なんとも語ることはできませんでした。

 「今制作しないといつまでも悔いが残るだろう・・・」と創りはじめられたそうですが、まだまだこれからもどんどん逞しく成長した子供達・・・をだんだんと遠のきつつある「昭和」というlast periodがどんなperiodであったかを多くの人が感じ、次世代へ継いでいくことができるよう創り残してほしいです。

『河口湖ミューズ館 与勇輝館』にて
常設展示で、見ることができるようです。時々展示の内容はかわるそうですよ。でも、山梨!なかなか行けません。

 2000年に郡山でもあったようなので、たぶんそれきりだったのかもしれません。さすが仙台!しかも、終了前日だったからか、平日でしたが、結構たくさんの人がいました。

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あゆさこ

画像を観ていると、繊細な作りで、今にも動き出しそう・・・。
夜中、動いていたりして・・・。(..;)

素晴らしい作品ですね!
by あゆさこ (2012-07-15 16:48) 

はちぽち

>あゆさこさん^m^、
そうなんですよ~

で、でもね不思議と本物の人間みたいに見えちゃうかも!

ただ見ているだけでも、髪が伸びそうなお人形^^;もいるのですが、
このお人形達は、逆に動いている姿を見てみたいかも!?w

by はちぽち (2012-07-19 12:54) 

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